願はくは 花の下にて 『団子』食う


『三食団子』



日差しが煌めく春の日、満開の桜の下で、三食団子を食べ、

少し肌寒い春の風の中、一人、花を愛でて、温かい緑茶を飲み、

午後の陽光が差し入る敷物の上で、うたた寝をしたい。





三食団子は季節と言える。

桃色は、桜を表し、

白は、冬の名残の雪を表し、

緑は、芽生える新緑を表す。


三食団子は味とも言える
ピンクは、桜の葉の塩漬。

白は、プレーンなお団子。

緑は、ヨモギ。


豊臣秀吉の時代から始まったという三食団子。

色だけ似せた紛い物ではなく、本物を食べて、桜を見上げれば、数百年前から続く歴史を感じることが出来る。



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