
ストレスには、「タンパク質」、「ビタミンB1」、「ビタミンB2」、「ビタミンC」、「ビタミンE」、「カルシウム」、「マグネシウム」が有効であるといわれています。
また、日光浴が効果的です。日光を浴びると、脳内で「セロトニン」という神経伝達物質が分泌されます。「セロトニン」は、精神の安定や安心感や平常心に役立ち、ストレスに対して効能があります。一日15分〜30分くらいは日光に浴びるようにしましょう。
適度な運動も「セロトニン」を分泌するのに効果的です。ストレスが溜まっている時には、動きたくないかもしれませんが、そういった時にこそ食事、日光浴、運動が重要になります。
三大栄養素 『タンパク質』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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野菜類 |
大豆(約34g) ![]() 納豆(約17g) 枝豆(約11g) |
ストレスは、体内の「タンパク質」を大量に消耗させ、免疫機能を弱めてしまいますので、健康維持のためには、大目に補給する必要があります。 また、「タンパク質」は、神経の働きを改善する効果があると言われ、精神的な安定に役立ちます。 |
肉 類 |
ビーフジャーキー(約54g) ![]() 鶏肉ささみ(約25g) 鴨肉(約23g) 豚ヒレ肉(約22g) 牛もも肉(約21g) |
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魚介類 |
するめ(約69g) ![]() 煮干し(約64g) ![]() いくら(約32g) たらこ(約28g) あじの干物(約24g) うなぎのかば焼き(約23g) さざえ(約19g) さんま(約18g) 数の子(約15g) |
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卵、乳製品 |
パルメザンチーズ(約44g) ![]() 卵(約12g) 牛乳(約3g) |
ビタミン 『ビタミンB1』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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野菜類 |
とうがらし(約0.5mg) グリーンピース(約0.3mg) にんにく(約0.2mg) |
疲労回復のビタミンと言われている「ビタミンB1」は、ストレス下においては、大量に消費されしまう栄養素なので、ストレスを感じている時は、積極的に摂取した方が良いでしょう。 また、「ビタミンB1」は、神経に作用するので、不足すると、精神的に影響がでてきます。 |
肉 類 |
豚肉(約0.9mg) ![]() |
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魚介類 |
たらこ(約0.7mg) ![]() うなぎ(約0.7mg) ![]() いくら(約0.4mg) |
ビタミン 『ビタミンB2』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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野菜類 |
干ししいたけ(約1.4mg) ![]() 納豆(約0.6mg) |
「ビタミンB2」は、ストレスを感じた時に摂りたいビタミンです。ストレスが原因となる目の充血、肌荒れ、口内炎の症状を抑える働きがあります。 |
肉 類 |
豚レバー(約3.6mg) ![]() 牛レバー(約3mg) ![]() |
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魚介類 |
どじょう(約1mg) うなぎ(約0.7mg) 鯖(0.4mg) |
ビタミンACE 『ビタミンC』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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野菜類 |
パプリカ(約170mg) ![]() ブロッコリー(約120mg) ![]() モロヘイヤ(約65mg) かぼちゃ(約43mg) |
「ビタミンC」は、ストレスを感じると大量に消費されてしまいます。ストレスに対抗するためのホルモン(コルチゾール)の材料のひとつを作り出す材料となるためです。 「ビタミンC」は、尿として排出されてしまいますので、定期的な摂取が必要です。 |
果物類 |
レモン(約100mg) ![]() 柿(約70mg) ![]() キウイ(約69mg) イチゴ(約62mg) |
ビタミンACE 『ビタミンE』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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野菜類 |
モロヘイヤ(約6mg) かぼちゃ(約5mg) アボカド(約3~4mg) |
「ビタミンE」は、ビタミンCとともに、抗ストレスホルモン「コルチゾール」の生成に関係があります。 |
魚介類 |
たらこ(約7~8mg) うなぎ(約5mg) |
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果物類 |
オリーブ(約4~5mg) マンゴー(約2mg) ブルーベリー生(約2mg) |
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種実類 |
アーモンド(約30mg) ![]() ピーナッツ(約7mg) |
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油 類 |
ひまわり油(約39mg) ![]() |
ミネラル 『カルシウム』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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野菜類 |
切り干し大根(約540mg) きくらげ(約310mg) モロヘイヤ(約260mg) しそ(約230mg) |
「カルシウム」は、神経の興奮を抑制することが出来ます。そのため、ストレス状態に置かれると、不足気味になります。 |
魚介類 |
干しえび(約7100mg) ![]() 煮干し(約2200mg) ![]() たたみいわし(約970mg) わかさぎ(約450mg) ししゃも(約350mg) さばの水煮缶(約260mg) |
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種実類 |
ごま(約1200mg) ![]() アーモンド(約210mg) |
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卵、乳製品 |
パルメザンチーズ(約1300mg) ![]() ヨーグルト(約120mg) 牛乳(約110mg) |
ミネラル 『マグネシウム』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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穀物類 |
スパゲティ(約55mg) 玄米(約49mg) インスタントラーメン(約30mg) |
「マグネシウム」は、中枢神経機能において重要な役割を担っています。ストレス状態が続くと、体内から尿中に流れ出てしまいます。 |
野菜類 |
とうがらし(約190mg) ![]() 切り干し大根(約170mg) ![]() 納豆(約100mg) 枝豆(約70mg) しそ(約70mg) |
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魚介類 |
するめ(約170mg) ![]() なまこ(約160mg) あさり(約100mg) いくら(約95mg) |
必須アミノ酸 『トリプトファン』を多く含む食品 (100g中の含有量) |
【主な効用】 | |
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穀物類 |
白米(約82mg) 玄米(約94mg) パスタ(約140mg) そば(約170mg) |
「トリプトファン」は、日中は幸せホルモンとも呼ばれている「セロトニン」の材料となり、夜になると睡眠を促す「メラトニン」の材料となります。 「セロトニン」は、日光浴、ランニング、人との触れ合い等でも分泌されます。 脳内で「セロトニン」を分泌することが出来ると、怒りを抑制することがしやすくなります。 |
野菜類 |
大豆(約490mg) ![]() |
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魚介類 |
カツオ(約310mg) ![]() まぐろ赤身(約270mg) |
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卵、乳製品 |
プロセスチーズ(約60mg) 牛乳(約45mg) |
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