魅惑の『納豆』のトッピング
平安時代から存在するという『納豆』というものは、色々な食材に良く合うという味見知りしない懐の深さを持っている。
スタンダードな混ぜ物は、ネギ、生卵。
居酒屋風だと、まぐろ、イカ、しらす、オクラ、山芋。刻んだ沢庵やキムチ。
主食系だと、ご飯はもちろん、トーストにしたり、パスタにしたり、お餅につけたり。
変わり種だと、牛丼にかけても良く合う。
だがしかし、一番納豆の味を引き出すものは何かと問われたら、それは「刻み海苔」だと言える。味付け海苔ではない。
納豆を良くかき混ぜた後、甘いタレを入れて更にかき混ぜ、温かいご飯にかけ、そして「刻み海苔」を適度に散らしたら、醤油をサッと回し掛ける。
最初から納豆に海苔を入れてかき混ぜるなどもっての他である。せっかくの海苔の風味が飛んでしまい、海苔のパリパリ感も失われてしまう。
また味が濁るので、ネギも入れない、その他に余分な物も入れない。
ただ、それだけのことなのに絶妙な旨さになる。
海苔の香り、醤油の香ばしさ、納豆の旨味、タレの甘味が見事に調和して、ご飯に実に良く合う。日本の根源的な味だとも言える。
なお、海苔の質が悪かったり湿気ている場合は、ポテンシャルを十分に発揮できないので注意が必要である。
【納豆の栄養】
納豆は健康食品の中でも珠玉の一品です。
血栓を溶かし、心筋梗塞や脳梗塞を予防する「ナットウキナーゼ」。
「大豆イソフラボン」、豊富な「タンパク質」、「ビタミンB群」によるアンチエイジングと美容効果。
カルシウムを骨に定着させて骨粗鬆症を予防する「ビタミンK」。
抗酸化作用のある「ビタミンE」や「大豆サポニン」は、老化防止や疾病予防に役立ちます。
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