魅惑の『はりはり鍋』
「はりはり鍋」。
もともとは、クジラ肉と、水菜と、油揚げで作っていたということですが、現在はクジラ肉が手に入りにくくなったことで、豚肉がその代用品となっています。
「はりはり鍋」の特筆すべき点は、その調理の簡単さです。
一般的にはスープに出汁を入れますが、面倒であれば出汁は無くても大丈夫です。具も豚肉と水菜さえあれば大丈夫ですし、切り方も適当で構いません。注意点は、豚肉にも、水菜にも火を通し過ぎないことだけです。
豚肉に火を通すことによってスープに染み出る旨味と脂。水菜の新鮮なシャキシャキ感。ポン酢をつければ、サッパリ、ごくごくといけます。
「はりはり鍋」は、水菜のシャキシャキ感を味わうことが出来るのが特徴ですが、水菜をほうれん草に変えると、「常夜鍋(じょうやなべ、とこよなべ)」となります。
こちらもまた美味しい。
魅惑の『はりはり鍋』

【はりはり鍋の栄養素】
「βカロテン」・・・水菜にはβカロテンが豊富に含まれています。βカロテンは体内でビタミンAに変換されます。ビタミンAは、体内では皮膚や粘膜の健康を維持したり、光刺激反応に重要な役割をします。
「ビタミンC」・・・水菜にはビタミンCが含まれています。ビタミンCは抗酸化物質で、抗酸化作用、コラーゲンの生成促進、免疫力強化などの役割をします。
「葉酸」・・・葉酸には造血作用があります。貧血に良いとされています。
「タンパク質」・・・豚肉にはタンパク質が豊富に含まれています。筋肉、内臓、皮膚、髪、骨、歯等の至るところにタンパク質が含まれており、コラーゲンの生成にも関与します。
「ビタミンB1」・・・ビタミンB1は疲労回復のビタミンと呼ばれています。炭水化物 (糖質)の代謝を促すため、不足すると糖質がエネルギーに変換されにくくなります。
「ビタミンB12」・・・ビタミンB12は血液の成分である赤血球に含まれるヘモグロビンの生成に関与します。
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